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ジントニックと冷たいグラス

あなたが思う「生徒」と、みんなが考えている「悟り」は、もしかするとまるで違うかもしれない。そう想像すると、ちょっぴり不思議だね。
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目を閉じて歌う妹と冷めた夕飯

少年はものすごくひもじかった。
もうすぐ夏休みという時期、学校からトボトボと帰宅していた。
蝉はもううるさく鳴いていて、日差しは強く、夕方とはいえまだまだお日様は低くなかった。
少年は汗をたらして一人で歩いていた。
友達と一緒に帰るときも多いが、今日はものすごくお腹が空いていたから、早いとこ帰宅してとにかく何か食べたかった。
少年が食べるつもりなのは、昨日の晩御飯のカレーの残り。
昨晩のカレーは、まだ鍋にだいぶ残っていた気がする。
ご飯もたぶん、残ったのが冷蔵庫にあったはず。
少年は期待しながら足早に家を目指した。
すると体中に、汗が一段と出てきた。

寒い週末の午後にカクテルを
いつも、Eくんから届くE−MAILのなかみは、何を伝えたいのかほとんど分からない。
飲んでても酔ってなくてもいまいち分からない。
そう思っていたけれど、彼が会社で作成したという、商品と募金についての文書を読む機会があった。
きちんとした日本語を書くことが出来るんだ!と思って、感動した。

涼しい日曜の朝は外へ

まだ見ぬロシアに、いつかは行けたらいいなと思っている。
英語に挫折しそうになった時、ロシア語を少しだけ学んでみようかと思ったことがある。
だけど、ぱらぱらめくったロシア語のテキストを見て一時間ほどで辞めた。
とにかく活用が突き抜けて例外だらけだったのと、私ができない巻き舌だ。
ツアー客としてグルジアワインとオリビエを堪能しに向かいたいと思う。

控え目にお喋りする妹と穴のあいた靴下
20歳のころよりNHKを視聴することが大変増えた。
昔は、親や叔母が視聴していたら、NHK以外のものが見たいのにと考えていたが、ここ最近は、NHKも見る。
かたくない番組がとっても少ないと考えていたのだけども、近頃は、おもしろい番組も多くなったと思う。
それとともに、かたいものも好んで見るようになった。
それに加え、暴力的でないものや息子に悪影響がたいそう少ないものがNHKは多いので、子供がいる今は見やすい。
民放では、アンパンマンですらたいそう暴力的に見える。
毎回殴って終わりだから、子供も真似するようになってしまった。

汗をたらして吠える子供と草原

小説家の江國香織の作品に登場する主役は、誰もクレイジーだ。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、がらくたの柊子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、極端にして表現した形かもしれない。
一番クレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれないあのひとのために、逗子や草加に引っ越しをする。
「あのひと」を絶対に忘れないよう、必ず会えると確信して。
ついにはママは現実を生きていないと愛娘に言われてしまうが、この女性にはそこまでよく理解されない。
この部分が、この本の最高にクレイジーなところだ。
私はウエハースの椅子には簡単に座りたくないけれど、神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーでもはかなくてせつない主人公が大大大好きだ。

悲しそうに熱弁するあの子とアスファルトの匂い
あまり、ドラマは見ないほうだけど、近頃、それでも、生きていくを録画してから見ている。
殺人犯側の家族と殺された側の親兄弟が出会ってといったストーリーで、普通は起こるはずがないストーリーだと思う。
被害者側の両親と兄達と殺人犯側の家族のどちら側も悲しみに包まれている話が出されている。
話の雰囲気はたいそう暗いと思うけれど、しかしその分、映像の色づかいはきれいな雰囲気につくられている。
花や緑や自然の映像がたいそう多く使われていて、牧歌的できれいな映像が非常に多用されている。
この後、話がどうなっていくのか想像がつかないけれど、ちょっとでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

気どりながら叫ぶ弟と公園の噴水

季節の中で、雨の続く梅雨の時期が好きだ。
部屋は湿度が上がり外に出れば濡れてしまうけれど。
その訳は、子どもの頃、梅雨に見られるアジサイがきれいで、以来この花を楽しみに待っている。
長崎出島にて付き合っていた、シーボルトとお瀧さんの紫陽花デートの話を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人の中に紛れ込んで上陸した、ドイツ人のシーボルトが、紫陽花を見て「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と話した。
雨に打たれながらひっそりと咲く紫陽花を目にして何度も、お瀧さん、お瀧さんと口走った。
しだいに変化して、紫陽花はオタクサと異名を持つようになったらしい。

悲しそうに吠える先生と冷めた夕飯
セミも鳴かなくなった夏の夜。
少年は縁側に座って、西瓜を食べていた。
西瓜をかじっては種を庭に吐いていると、ときには種が飛ばずに、自分の体に落ちたりしていた。
隣に置いている蚊取り線香の香りと、風の吹かない蒸し返す夜、それからスイカの味。
少年はそれぞれを堪能しつつ、残りの夏休みはどんなことして遊ぼうかな、と夜空を見上げた。

勢いで踊るあの子と私

久しぶりの出張の当日、初めて業務でお世話になったAさんという男性は、背の高い男性だ。
一番初めにお会いした時以降厳粛で、個人的な会話はちょっとだけしかお話したことがなかった。
前回、何気なくAさんの半袖になった太い腕をみてかなりびっくりした!
大きめの天然石のアクセがかなりの数つけられていたため。
咄嗟に、天然石好きなんですね!と出てしまったくらい。
にっこり笑ったAさんは得意げに、なおかつ可愛い顔で、種類別の天然石の名前を話してくれた。

雲の無い水曜の夜明けに焼酎を
元ブラックビスケッツのビビアン・スーは、綺麗で素晴らしい人だ。
もう30代も終盤なんて、少しも見えない。
過去に見たテレビ番組で、印象に残っているのが、まだ英語を学び始めたばかりのビビアンがアメリカ人からのインタビューにアンサーしていた姿。
ちょうど勉強している所のようだったけれどとても熱心だった。
今となっては英語はもちろん日本語だって、しっかり話せるんじゃないかとみている。
ビビアンの素晴らしさは計り知れないくらいである。

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